2007-04-27 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第6号
そしてもう一つ、今の議論でやはり少し抜けていることというか、野党としても民主党さんに考えておいていただきたいことは、今の人的支出それから研究開発支出が経済成長に結びつくまでのタイムラグと、それから、自然増収というか、税収が上がることによって財政の国債依存率あるいはGDP比の国債残高を抑えていくというところには、もし今先生がおっしゃっているような方策をとれば、かなりタイムラグが生じてきます。
そしてもう一つ、今の議論でやはり少し抜けていることというか、野党としても民主党さんに考えておいていただきたいことは、今の人的支出それから研究開発支出が経済成長に結びつくまでのタイムラグと、それから、自然増収というか、税収が上がることによって財政の国債依存率あるいはGDP比の国債残高を抑えていくというところには、もし今先生がおっしゃっているような方策をとれば、かなりタイムラグが生じてきます。
しかし、私の気持ちの中では、今おっしゃったように、これだけやってもまだ三十兆、国債依存率が平成十八年度予算で三七%を超えている。これは果たして私たちの後の世代に十分責任を負い切れる数字だろうか。何とかこれをもう少し改めていかなきゃいけない、こういう気持ちでございます。
しかし、今、ことしの予算、十八年度予算をごらんになりましても、国債依存率というのが三七%を超えている現状でございますから、歳出カットというだけでは、これはなかなかバランスをとるわけにはいかないだろうというふうに私は思います。
(拍手) 小泉内閣による二度目の予算編成となった平成十五年度予算は、当初予算ベースとしては初めて国債依存率が四〇%を超え、四四・六%に達する借金地獄予算となりました。国債発行額を三十兆円以下に抑制するという小泉総理の公約は、この前年にあっさり破棄されており、国債発行額は実に三十六・四兆円にまで膨らみました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおり、国債依存率が五割を超えるというような状況になったら、これは正に財政破綻、これは避けなきゃいかぬと。そういうことから今歳出改革を進めておりまして、できるだけ国債発行、国債増発を抑制していかなきゃならない。
このうち、特例公債の発行を三十兆九百億円とするというのが今回の法律案でございますが、ここ数年の国債依存率の上昇、時々ちょっと下がったりしますけれども、大きく眺めるとずっと上昇を続けております。極めて憂慮すべき状態であると言わざるを得ない状態でございまして、平成十六年度末の公債の予想残高は四百八十三兆円に達すると見込まれて、大変厳しい状況であるということは間違いありません。
国債依存率、十五年度予算で四割を超えていますよ。世界の先進国でどこの国ありますか。財政でもできるだけのことを、措置打っている。同時に、金利もゼロ。そういう中で、今の構造問題、金融、不良債権処理進めていかなきゃならない。あるいは税制も、単年度で増減合わせるのに、こういう不況の状況だから減税を先行させる税制改革。さらに、規制緩和をすると。
絶えず中途半端なことになって、じりじりと追い詰められて、来年度予算案を拝見しますと、国債依存率が四四%。じり貧予算ですよね。なぜそうなったのかということについてお考えいただきたいわけです。
財政構造改革はやらなければいけません、赤字を何とかしなきゃならないということは明らかであります、日本の財政は病んでいます、でも、三年、五年のうちに何か格好を付けようと、国債依存率を低めようとか、そういうことを性急におやりになったら絶対に日本経済の安定成長は不可能になりますと。
○宮澤国務大臣 幾つかのことを仰せられたわけでございますので、まず、この補正予算が成立いたしました後の今年度の国債依存率は三八・五%と計算をしております。それは、昨年度が四二%でございますから幾らかは改善しておりますが、余り口に出して言いたいほどの立派な話ではございませんので、少しずつでも減らしてまいりたい、来年はもう少し減らしたいと思っておりますが、そういう努力だけだと自分で考えております。
国債依存率が四〇%に近いというようなこと、あるいは、御承知のように、国債費そのものが二〇%なんということは、まさに今おっしゃったような経済の実情であります。しかし、ここから脱却するためには、やはりプラス成長に入っていかなければ税収がふえません。プラス成長に入っていくためにいろいろ借金をし、いろいろ施策をしておるわけでございますから、方向としてはそういう方向で行くしか私はないんだろうと。
今回の補正予算でございますが、御承知のとおり大変な赤字国債が累積をして、しかも最終的には国債の依存率が四三・四%ですか、これは史上最悪と言われていますが、史上最悪というのはもちろん戦後のことだと思いますが、戦前も含めてもこれだけの国債依存率はないと思う。しかも、これだけの国債を発行すれば長期の金利も上昇する。本当に景気回復になるのかどうかというような問題もございます。
○国務大臣(宮澤喜一君) 国債依存率がこのたびの補正予算の結果、御指摘のように四三・四%になるということはまことに異常な事態であります。したがいまして、この国債を消化いたします、発行いたします上で、おっしゃいますように長期の金利が上昇するということを極力避けるために、国債発行の方法、種類等についてもいろいろ考えなければならないと思っております。
そこで、こういう財政状況というのは当然いつまでも続けていくわけにはいかないと申しますのは、今年度の国の予算の国債依存率が三七・九%という、実は当初でそういう驚くべき依存率でございますので、そういうことをいろいろ考えますと、この経済が正常な成長軌道に乗りましたときには、必ずこの財政改革、それは財政だけではなくて、恐らく税制、あるいは中央と地方の関係等も含むものになると思いますが、をいたしまして、二十一世紀
○宮澤国務大臣 ただいまお聞き取りいただきましたように、平成十年度の最後の姿が国債依存率が三八・六%、十一年度の最初の姿が三七・九%で、ほぼ両方とも似たように四〇%に近い。それで、九回に来たピンチが一回から来たというふうに強く考えたわけでございます。 私どもが努力をし、実現したいと思っておりますのは、この平成十一年度、何とかしてプラスの成長をいたしたい。
国債依存率が三七・九%というこの予算、大変な事態だなということは漠然とわかるわけですけれども、なかなか国となると、この事実はどういう事態を意味しているのか、具体的にどういうことなのか。確かに、国と地方で六百兆円という債務残高になっている、GDPの一二〇%になっている、大変だなということは漠然とわかるわけですが、具体的なお話をしていただければありがたい。
○宮澤国務大臣 平成十年度の当初予算では、国債依存率が二〇%であったわけです。これは、まあまあ二〇%であればという率ですが、平成十年度は、しかし、補正をやっておりますうちに最終的には三八・六%までいってしまいました。
というのも、よく自由党の皆さん、昔から、こう言っていたとおりやっておけばよかったのにということで、いろいろなところでおっしゃっていますので、私も後で言いたいので申し上げておきたいと思いますが、例えば、既に国債発行残高といいますか、それから国債依存率というのは非常に高くなっております。現実に、そうした中で、債券の利息等についても影響が出始めているというふうにも言われております。
○宮澤国務大臣 十一年度の予算は、御承知のとおり、国債依存率三七・九という非常な高さでございますが、実は十年度の、まだ終わっておりませんが、最終、補正を重ねました末に三八・六であったわけでございますから、九回に三八・六であったものが今度は初回からもう三七・九という、初めからピンチが来ているという気持ちで申し上げたのでございます。
国債依存率も四〇%になんなんとしている。それから公債の残高も国、地方合わせれば六百兆円になろう、GDPの一・二倍ということだ。これで本当にいいんだろうかなと——いいとはだれも思わないと思うんですね。
今、総理が言われましたように、例えばGDP比三%以内のEUの通貨統一の基準、赤字をですね、そういうものを持ち込むとか、あるいは、国債依存率を下げるとか、赤字公債を出さないとか、経済成長率よりも歳出は大幅に抑えるとか、そういういろんなあれがあるわけでありますけれども、現在検討中の中身を言える範囲で御発表いただけると大変ありがたい。 大蔵大臣、お願いいたします。